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エージェント・作品紹介8

img128888358【企画要項】
 出版社、編集者の方へ
 ―当会プロデューサーが紹介可能な作品― 
 著者名 山口 れいこ さん (女性)

タイトル 『ほの猫さん』
ジャンル  猫が主人公のファンタジー小説
                  
(400字詰め原稿用紙194枚)

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作者プロフィール

音大卒業後、ピアノ、エレクトーン奏者としてイベント会場やホテルで演奏。
30代で自宅でピアノ教室、英語教室を始める。

2006年 『ほのぼの猫生活』文芸社より刊行。 honobononeko

本の表紙と挿絵のイラストを手掛けたことがきっかけとなり、
猫の絵やイラストを描き始め、猫の絵作品展をスタートさせる。

2007年 音楽活動として“大人のための音楽会”を主催。企画、演奏を手掛ける。
2016年 人間と猫の後ろ姿を描いた“人間と猫シリーズ”が好評となり、三越伊勢丹ホールディングスと契約、催事に「猫アート」として参加。
                                

梗概書

  さえない元ノラ猫「まる」の話す回想の形で展開していくこの物語は、「まる」が交通事故に遭い、「れれ」と呼ばれる人間に捕らえられるところから始まる。

 人間を敵と信じて疑わない「まる」は、傷さえ治れば人間の家から逃げられると信じていたが、足に障害が残ってしまい、逃亡もままならないことを知り、孤独と恐怖の日々を過ごしていた。そこに、新しい仲間「ちい」が加わり生活は一転。ノラ経験のない「ちい」と過ごすうち、人間の家で人間と仲良く暮らすことを自然に身につけていく。

 次に仲間に加わった「ももちゃん」は、初恋のかなわぬ恋の相手だった。再会を喜ぶ「まる」だったが、「ちい」は「ももちゃん」の存在が気に入らない。そのことで「まる」と「ちい」の仲には亀裂が入り、ついに「ちい」は黙って家を出ていく。
      
 慌てて「ちい」を捜しに行く「まる」と「ももちゃん」が目にした光景は、高い木の上から助けを求める「ちい」と、その木の根元で吠えたてる凶暴そうな犬だった。命がけで猛然と犬に向かい戦いを挑む「まる」と「ももちゃん」だが、犬にとっては、猫との遊びのつもりでしかなかった。
 
 誤解が解けた後、「まる」は木に登り無事に「ちい」を救出。人間の家に帰り、猫も犬も人間も、仲良く穏やかな日常に戻っていく。

企画の意図

1、猫ブームだからです。といっても、ブームなので猫の本が売れるということではありません。ブームの影響で、結果的に犠牲になる猫の数も増えているという現状に、憤りを覚える人々も少なくはありません。だから、猫の語る本音を猫目線で綴ったこの本は、多くの人々の共感をいただけるものと思っています。
      
2、主人公の飼い主であるれれ夫婦が、有名人ではなく、どこにでもいる一般人だからです。普通の人の、平凡な日常の中で暮らす猫の話だからこそ、読者には身近なこととして、親しみと実感を持って受け入れていただけると思います。
      
3、結末でホッとする展開になっているので、猫に癒しを求める多くの猫好きさんの要求は、十分に満たしています。 

読者ターゲット

 「猫の好きな人」、特に動物愛護の活動をしている人、または動物愛護の気持ちを持っている人。

A文学会から一言

 もともと人気の動物だった猫は、近年より数を増し、人間との距離が近くなってきたように見える。通りすがりの人間であっても、彼らの容姿の違いのみならず、性格の違いまで、漠然とではあるが見分けられるようになってきている。そう感じられるだけかもしれないが。

 当然、猫を題材とした作品も色とりどりである。ただ、溢れんばかりの「猫物語」の数々を目にするたびに考える。ただの「かわいい」と、それ以上の何かを分けるものはなんだろう、と。

 この作品には間違いなく「それ以上の何か」がある。端的に言ってしまえば、それは書き手の、対象となっている猫たちへの深い愛情なのだろう。だがこの場合、愛情には絶え間ない観察が含まれる。相手の小さな頭部の中で展開されている物語を読み取りたい、その鋭敏な感覚で受信している、人には感じられない世界を表現したいという、切実な思いが含まれる。
 
 これは、猫目線のエッセイを借りた、愛と受容と適応と克服の物語である。また、「まる」の苦しみと恥、喜びと安堵が非常に視覚的に表現されていることにも注目したい。この物語を演じるには、猫たちにどれだけ繊細な演技が要求されるか、それがいかに難しいかを考えるといささか残念ではあるが見たいものである。

ご紹介可能な有効期限

2017年7月31日

より詳細な情報をご希望の方は、下記メールまでお問い合わせください。

info@abungakukai.com   A文学会 ( 国内企画担当 )
〒105-0013 東京都港区浜松町2-2-15-2F
TEL 050-3414-4568(IP電話・FAX)

 

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